どちらが好き?オシャレな方が安い!? 無垢材の話

[記事更新日]2020/03/16

こんにちは!WAKUWAKUリノベーションマガジン編集部です!

私のリノベーション業界経験も3年になりました。
プロの間では常識でも、初めて聞いたらビックリしてしまう事って
どの業界にもありますよね??

今回は業界に入り、初めて聞いた時に驚いた話しを
記事にしていきたいと思います。

きっと皆さまも、同じように驚いてくれるはず!
皆様のお役に立てますよーにっ!!

フローリングなどに使われる人気の『無垢材』、オシャレな方がローコストってご存知でした??

目次-contents-

無垢材ってなぁに?

まず、無垢材ってよく聞くフレーズだけど一体ナニモノ??コレがわかってないとこの先に進めません!

『無垢材』とは、合板(薄く切ったベニヤを重ねて接着した木質ボード)や集成材(細かい木材を接着剤で再構成したもの)ではなく、使用する形状で『丸太から切り出した』木材です。

向かって左が『無垢材』のフローリングです。年輪なども見られ、丸太から切り出した本物の木であることがわかります。

右側は、一般的にフローリングと言われている、合板の表面に『木材の柄のプリント』を張ったものです。無垢材よりも安価で、木材の雰囲気が楽しめ、人工物ゆえに個体差が出づらく、自然物特有のムラや変化が無い為、ローコストをコンセプトとした会社様に好まれ良く使われています。注文建築ではない、世の中に出回っている、いわゆる『物件』の90%以上がこのような『複合フローリング』といわれているフローリングです。

ここがスゴイ!無垢材の魅力!

個性を楽しむ

まずはじめに、無垢はとっても『個性的』なんです。
木の成長過程で生まれる、木目の揺らぎ風合いは2つとして同じものがなく唯一無二。
世界中であなただけの、豊かで多彩な表情を楽しむことができます。

あたたかみを楽しむ

無垢材は、とってもあたたかみがあります。
本物の木が空間にぬくもりを与えます。
また内部に空気と熱をためておくことが出来るため
冬場に触れても心地よいあたたかみを感じることができます。

調湿作用を楽しむ

木は、呼吸をしています。
室内の湿度が高ければ湿気を吸い、乾燥していれば湿気を吐き出してくれるのです。
この独特の作用によって、常に快適な空間を保つことができます。

香りと癒しを楽しむ

アロマテラピーなどにも使われる、木の精油成分『フィトンチッド』。
森の中で、なんだか心が落ち着くような、リラックス効果をご自宅でも楽しむ事ができます。

また、本物の木が持つ木目は、“ろうそくの炎”や“波の音”と同じく『1/f(エフブンノイチ)ゆらぎ』効果を持っています。

一定のようで、不規則な予測できない“ゆらぎ”は、見たり聞いたりすることで人に癒しを与えることが科学的に実証されています。

経年変化を楽しむ

最後は、やっぱり『経年変化』です。
本物の木故に、陽の光を浴びて、色合いがゆっくり時間をかけて変化します。
革製品のように、年月を経て美しく味わいが増してゆきます。

たくさんある無垢材の魅力の一部をお話しさせていただきました。

どちらがお好きですか?

ところで皆さま、
コチラのリノベーションのフローリング、
めちゃくちゃカッコ良くないですか!?

ちなみに、2つの写真AとBの内
フローリングに使用するなら、どちらがお好みでしょうか??

〈無垢材/メープル〉
無垢材比較メープル

〈無垢材/バーチ〉
無垢材比較バーチ

〈無垢材/国産杉〉
無垢材比較国産杉

はい、突然なんかすみませんでした。。
AとB、どちらがお好みでした??

もし、Bと答えた方は、おめでとうございます。

リーズナブルにリノベーション空間を手に入れることができるかもしれません。

例えば、最後の国産杉のコストですが
【 A 】 ¥16, 361/㎡⇒ LDK12帖で ¥318,057
【 B 】 ¥12, 080/㎡⇒ LDK12帖で ¥234,835

※フローリング材料費のみの定価。

【 B 】の方が8万円ローコスト!

無垢材はキャラが立っている方が、リーズナブル!

実は無垢材には“グレード”というものが存在します。

【ラスティックグレード(B)】 ※メーカーによって名前は異なります。
ムラや節などクセや豊かな表情のある“キャラクター”あるグレード。
個性的な空間を望まれる方にお勧めです!

【デラックスグレード(A)】 ※メーカーによって名前は異なります。
均一な表情で希少価値の高い部分を使用した最上級グレード。
シンプルな空間を望まれる方にお勧めです!
最上級のグレードなのでBよりも高額です。

せっかく、1つ1つ個性のある無垢材の使用を検討しているなら、
思いっきりその個性を楽しみたいものです。

樹種によって答えは変われど、AとBを比べて
『B』の方が “デザイン的に好き” “オシャレ” “面白い”と思ってしまった私と同じく変わり者のあなたは、リノベーションの際フローリングのコストを大きく抑えて、ローコストに仕上げる事も、その予算を『こだわりポイント』にお金をかける事も出来ます。

無垢材は、複合フローリングより高額になりますが、このように価格を抑える事も可能です。

『ハダシで暮らしたくなる』無垢の魅力。少しでもお伝えできたら幸いです!

長くなりましたが、ここまでコラムを読んでいただいた皆様、本当にありがとうございました!
またお会いしましょう!

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